世界のデジタルノマドを日本に呼び込むために、特定活動に新しい分野が加わりました。
<背景>
「デジタルノマド」は、ITなどデジタル技術を活用して、ノマド=遊牧民のように場所に縛られずに世界中で仕事をする人たちのことですが、日本では短期滞在のビザでは働くことができず、就労ビザも日本企業などから報酬を受けることが条件のため、日本に招くことが困難でした。
デジタルノマドは、欧米の若者を中心に、世界でおよそ3500万人以上と推計されていて、日本にとどまることで、消費の拡大や革新的な技術の創出などが期待できるとされています。
そこで、IT技術を活用して場所に縛られずに世界中で仕事をする人たちに、日本にとどまり消費の拡大や革新的な技術の創出に貢献してもらおうと、半年間の在留資格を与える仕組みが発表されました。
<在留資格名>
「特定活動」(デジタルノマド(国際的なリモートワーク等を目的として本邦に滞在する者)及びその配偶者・子)
<この在留資格に該当する活動>
○本邦において6月を超えない期間滞在して国際的なリモートワーク等を行う者である場合
○ 本邦において6月を超えない期間滞在して国際的なリモートワーク等を行う者に帯同する配偶者又は子である場合
本邦において6月を超えない期間滞在して国際的なリモートワーク等を行う者に帯同する配偶者又は子である場合
本邦において6月を超えない期間滞在して国際的なリモートワーク等を行う者として特定活動の在留資格を決定された者の扶養を受ける配偶者又は子として行う日常的な活動
<在留期間>
6月(更新不可)
<対象となる国・地域>
限定あり 対象国
参考URL https://www.moj.go.jp/isa/applications/status/designatedactivities10_00001.html